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2013年2月20日水曜日
プレゼン資料に挿入した動画が再生できない時の解決法【Mac】
Macを利用時の「会議やプレゼンでの必須ツール」の代表格は、KeynoteかPowerPointですね。
その時、説明時に動画を見せると説得力も倍増します。
しかし、パワーポイントは、スライドに挿入した動画がうまく動かず、プレゼン中に四苦八苦した、という苦い経験をお持ちの方も多いでしょう。
挿入した動画が再生できない原因はさまざまです。例えば、次のようなものが挙げられます。
・動画がCODECで圧縮された形式でない
・画像描画に負担がかかっている
・ディスプレイ アダプタのドライバに問題がある ……などです。
ここでは「動画がCODECで圧縮された形式でない」場合のMacでの対処法をご紹介します。
PowerPointでは、AVI、WMV、MP4、MOV形式などの動画ファイルを挿入できます。AVIには再生できないものもあったり、データサイズが大きくなるのが欠点です。
Win環境でもMP4は再生できますが、高解像度の場合は重くなります。よって、Macの場合はMP4、Win環境の場合はWMVがおすすめです。
[手順1]まず、挿入した動画の拡張子をチェックし、適切なファイル形式かを確認してください。
1. 動画ファイルを選び「情報を見る」で情報ウィンドウを表示します。
2. 「名前と拡張子」のタブで拡張子を確認します。
「拡張子を隠す」のチェックは外しておいて下さい。
[手順2]Macで再生可能なファイル形式に変換してください(MP4、MOVなど)。動画形式が変換できるフリーソフトのほか、QuickTimeでも変換できます。
[手順3]拡張子の変換が完了したら、下記の方法でもう一度動画をパワーポイントに挿入します。
1. 「挿入」メニューの「ビデオとサウンド」を選び、
「ファイルからビデオ」をクリックします。
「ビデオの挿入」ダイアログボックスが表示されます。
挿入したい動画を選び、「OK」をクリックします。
2. 「スライドショーでビデオを自動的に再生しますか?」
のメッセージが表示されます。
スライドを表示したときに動画が自動的に再生
されるようにするには[自動] を。クリックしたときに
再生するようにするには[クリック時] を選択します。
3. ファイルが挿入され、スライドにスチルフレームが表示されます。
4. 動画の再生方法や音量、ビデオフレームの表示方法などを設定するには、「表示」メニューから「書式設定」を選ぶと動画再生に関する詳細を設定できます。
以上で、Mac環境におけるパワーポイント上で、動画をスムーズに再生できると思いますので、ぜひお試しください。