今年に入って急増している「LINE乗っ取り」。当ブログでは、LINE特集として数回に渡り、このLINE乗っ取りにクローズアップしています。第1回目は、LINE乗っとり詐欺の手口を、第2回目は、アカウント乗っ取り手口についてまとめました。第3回目である今回は、もしもLINEアカウントを乗っ取られた時の対処法をご紹介します。
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■乗っ取りが判明したら、すぐにアカウントの凍結を
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自分のアカウントが乗っ取られていることは、なかなか本人では気づきにくいもの。友達から、「今、お前から“手伝ってもらえますか”ってLINE来たけど、どうして？」という風に電話やLINE以外の手段で連絡が届いて、はじめてアカウント乗っ取りに気づく人も多いそうです。
それでは、万が一アカウントが乗っ取られてしまったら、どのように対処をすればよいのでしょうか？
もし誰かにアカウントが乗っ取られてしまうと、お使いの端末からいつものようにLINEを立ち上げようとしても、「他の端末で同じアカウントを利用したため、この端末に保存された情報はすべて削除されます」というメッセージが出たり、「LINEユーザーログイン」の画面が表示されます。
「LINEユーザーログイン」の画面が表示されてしまうと、すでに相手にパスワードを変更された可能性が高く、あなたがログインすることは不可能となります。その場合は、スマートフォンやPCから、LINEの「お問い合わせフォーム（問題報告フォーム）」を開き、乗っ取られたアカウントを報告、今後使えなくさせます（凍結）。
LINE問題報告フォームはこちら
アカウントが凍結されたことは、自分で確認することはできません。また、LINEから連絡がくるには時間がかかるそうなので、仲のいい友達に、友達のリストから自分のアカウントが消滅しているかどうか確認してもらうとよいでしょう。
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■新しくアカウントを作るときの注意点
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乗っ取られたアカウントを凍結させた後、ふたたびLINEに参加したい場合は、新たにアカウントを取得する必要があります。前のアカウントを削除してから日が浅ければ、スタンプやコインの有料アイテムも復活できる可能性が高まります。
しかし、新たに作ったアカウントがまた乗っ取られることもありえるので、注意したいものです。それでは、再び乗っ取られないために気をつけたいことは何でしょうか？
1) 乗っ取られたID、パスワードと同じものにしない
……乗っ取られたアカウントはもちろんのこと、他のウェブサービスともIDやパスワードは同じものを使わないように心がけましょう。パスワードの使い回しの危険性は、前の記事で説明していますので、ご参照ください。
2) アドレス帳の友達を自動追加させない
……「友達自動追加」をオンにしていると、端末に登録されているメールアドレスでLINEを使っている人は、自動的に自分のLINEに追加されます。無闇に関わる人を増やさないためにも、自動追加はオフにして、お互いにLINEを使うことを承認した友達とだけ、コミュニケーションをとることにしましょう。
3) あなたの電話番号を保有する友達のリストにあなたを追加させない
……もし「友達への追加を許可」のチェックを外していない場合は、実際に知り合いじゃない人でも、あなたの電話番号を知っていれば、あなたを友達に追加してプロフィールを見ることができます。セキュリティ面を考える上でも、基本的にはチェックを外したほうがよいでしょう。
……「他端末ログイン許可」のチェックを外すことで、今お使いの端末以外からログインができなくなり、乗っ取り対策としては非常に効果的です。頻繁に複数の端末からログインをする人以外は、チェックを外しておくことをおすすめします。
いかがでしたか。
一度乗っ取られると、アカウント復活まで意外と面倒くさいので、乗っ取られない方が賢明です。次回は、乗っ取られないために今すぐ行ってほしい「PINコード設定」についてまとめていきます。
