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今度のWindows 10 は、今までのOSとは気合いの入り方が違います。
Windows 10 は、Microsoftの変革を象徴する製品になり、「これまでのPCを核とした考え方から、人を核とした考え方へ」という重点目標を掲げ、従来のOSの概念を越える、サービスとしてのWindows 10 が様々な利用価値を生み出すと期待されています。
さて、みなさんのニーズは様々ですが、ニーズにWindows 10 がどのように応えてくれるのか見てみましょう。
新しいOSはすぐ使いたい!
Windows 10 は、Windows 8 などで見送られたスタートボタンが復活し、利用されるアプリケーションモデルは「Windows Universal Platform」(WUP)に対応したものが中心となります。WUPに対応していれば、デスクトップPCのみならずAndroidやiOSのアプリも利用できるようになります。新しもの好きにとっては願ったり叶ったりですね。
Windows 10 で変わった点をチェック
アップデートした方がいいかな、と思案中のみなさんへ
マシンスペックがちょっと劣る
システム要件はWindows 7 とさほど変りません。Windows XP や Vista の場合はマシンスペックが十分であれば「インストールできた!」という例はあるようです。Windows 10 にアップグレードするためのハードウェアシステム要件
普段使用しているソフトの動作保証が出るまでは導入しない
旧OSからWindows 10 にはスムーズに移行したいところですが、特にビジネスにも使われる方は、普段使うのはMicrosoft製以外のソフトウェアもあると思います。各メーカーの対応状況は日々更新されています。また、ドライバやユーティリティが未対応だったり、一部の金融機関などではWindows 10 の利用を制限していることもあります。今、アップグレードするべきか?
アップデートするならセキュリティも一緒に
ちょうど新しいPCを買う予定だった
8月上旬時点で、BTO(Build to Order)メーカーを中心にWindows 10 にアップグレードされたPCがいくつか販売されています。9月4日以降の新しい秋冬モデルPCを買うのか、それまでの間に夏モデルを買ってあとでアップグレードするのか、という選択肢になりますね。アップグレードした方がいいかな、と思案中のみなさんへ
アップグレードするならセキュリティも一緒に
Windows 10 の、世間の評判が気になる
Windows 10 ではユーザーの「利用価値」に力をいれており、かなり気合いの入ったOSであることは間違いありません。今までは「OSが変ったからPCも買い換えて」という出費を求めるパターンが多かったのですが、Windows 10 ではそのようなことはなさそうです。アップデートした方がいいかな、と思案中のみなさんへ Windows 10で変わったところをきちんと把握したうえで、アップグレードしよう
Windows 10 は仕事に必須だ
「Windows 10 Pro」や「Windows 10 Enterprise」などが法人向けのエディションです。セキュリティや管理のための機能が充実しており、グループやドメイン単位での活動が行いやすくなっています。今回、PCやタブレット、AndroidやiOSのアプリも利用可能になる計画があり、外回りの多い方でもWindows 10 を利用することになるでしょう。アップデートした方がいいかな、と思案中のみなさんへ
周辺機器の対応を待ってから導入する
周辺機器のドライバやユーティリティはWindows 10 に最初から対応しているものもありますが、未対応のものもあります。メーカー側も早急に対応してくるか、Windows 10 対応の新製品としてリリースされると思われます。また、Windows 10 非対応のソフトウェアは、Windows 10 にアップグレードした際に削除される可能性もあります。Windows 10で変わったところをきちんと把握したうえで、アップグレードしよう
人柱も平気だ
アップグレードは、一定の時間がかかります。ファイルダウンロードや、ISOファイルをメディアに移す時間、インストールにかかる時間、最短で終わっても半日程度はかかるとは思います。そのうえでバックアップをとったり、Windows 7SP1/8.1 以外からのアップグレードであればプロダクトキー入手の手間も発生します。アップデートしちゃったあとに、セキュリティソフトで迷ったら