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2013年3月22日金曜日
パソコンから「ピー」という警告音(ビープ音)が聞こえた時の対応まとめ
突然パソコンの本体から大きな音で「ピー」とか「ピッピッピ」という聞きなれない音が出ると、誰もが驚くと思います。
このエラー音は、OS(WindowsやMac)レベルではない深刻なエラーによって引き起こされるトラブルの時に、パソコンのマザーボードというところが鳴らす音です。このピーという音は、ビープ音と言います。
この音は、大きな音で確かに驚くこともありますが、ただ単純に「エラー」というわけではなく、音の回数や長さによってエラーの内容がわかるようになっています。
パソコンの機種やマザーボードの種類によって異なりますが、様々なエラーのうち、例外を除くよくある3つのエラー音パターンを紹介します。
■ 長音の繰り返し(ビープ音の例:ピーピーピー…)
長音が繰り返しされた場合は、メモリの接触不良が考えられます。これは、例えばメモリの増設をした場合などに、メモリがしっかりとマザーボードに挿入されていない場合などに起きる現象です。
デスクトップ型パソコンであれば、メモリの挿入時に左右の爪がしっかりと起き上がっているかどうかなどをチェックする必要があります。
ノートパソコンの場合も、所定の位置に挿入されて固定されているかどうかをチェックしましょう。
■ 短音の繰り返し(ビープ音の例:ピッピッピッ…)
短音が繰り返しされた場合は、電源の接触不良が考えられます。電源コードのプラグ側と本体側の接触を確認するほか、必要十分な電源量が確保されているかどうかを確認しましょう。
また、起動時にキーボードの上に何か物がおいてある場合など、BIOSのエラー音に似たような音を発する場合があります。OS起動時に特定のキーを押すことで起動ができなくなる場合もありますから、キーボードまわりの整理整頓には気をつけましょう。
■ その他の場合(ビープ音の例:ピーピッピーピッ… など)
特定の回数を音が繰り返すなどの場合には、マザーボードが何らかの部品との接触不良などを表している場合があります。この音については、マザーボードのメーカーによって異なりますので、メーカーPCであればサポートセンターに電話し、エラーメッセージと共にサポートの方に伝えると、故障の原因を判明することができます。
また、自作PCの場合でも、マザーボードの説明書などにBIOSのエラー音という項目がありますので、閲覧することで参考になるかと思います。
<補足情報>
BIOSとは、Basic Input/OutPut Systemの略称です。パソコンに接続された機器(ハード)を制御するシステムです。WindowsなどのOSやアプリケーションに対して、機器にアクセスするシステムとしての役割を果たしています。
ピーという音がなった時には下記サイトも確認してみてください。
BIOS 警告音一覧
BIOSとは