【パソコン電源が急に落ちないようにする予防策】電源が落ちにくい電源タップまとめ

みなさんは、パソコンの電源プラグを挿している電源タップは、どんなものをご利用ですか？

電源タップもスイッチがついたり、大型プラグが挿せるように側面にコンセントがついているものが増えたりと、多種多様になってきました。利便性の高い電源タップですが、電源が落ちては元も子もありません。

職場で複数のOA機器につないでいるケースなどでは、間違って電源が落ちることですべての仕事がパーになってしまうこともあります。特にデスクトップのパソコンでは、バッテリーがないために、保存していない作業は全て消えてしまいます。

こういったことが起きないよう、今回はESETセキュリティブログ編集部がオススメする「電源が落ちにくい仕様になっている電源タップ」を紹介します。

■ 電源タップの電源が落ちてしまう理由

電源タップの電源が落ちてしまう理由にはいくつかありますが、代表的なもので

1. 落雷による過電圧

2. タップを利用する電化製品の電圧オーバー

3. 手足を引っ掛けることによるプラグの抜け

という理由が挙げられます。

では、これらに対応できる電源タップはどんなものがあるのでしょうか。

1. 落雷による過電圧を防止する「雷サージ対策」

落雷による過電流・過電圧を「雷サージ」と呼び、瞬間的に2,000Vから15,000Vの電気が電化製品に流れることになります。

ほとんどの電化製品は、この規模の電圧を受けることで、利用ができなくなるほか、復旧が不可能なほどまで故障してしまいます。このため、「雷サージ」の対策がされているタップを選ぶことで、電化製品の故障を防ぐことができます。

2. タップを利用する電化製品の電圧オーバー

利用していない電化製品の電気はオフにしておくことで、消費電力を削減することができます。そのために、電源タップでは個別スイッチがついているものが望ましいとされています。

3. 手足を引っ掛けることによるプラグの抜けの防止

抜け止めでは、コンセントをひねって抜き差しするタイプのものが主流となっています。この方式の場合、何かがひっかかって抜けることはありえなくなるので、間違って抜けてしまったということを防ぐことができます。