昨年末のKDDI au、Softbankテザリング解禁によって、ついに全ての通信キャリアで使用可能となったテザリング。
※テザリングとは、スマートフォンを外付けモデムとして使い、PCなどをインターネット接続させる機能のことです。
テザリング機能付きスマートフォンがあれば、Wi-Fiルータが無くともWi-Fiモデルの機器(PC、タブレット、ゲーム機)をネットに接続できるため、屋外でも使えて非常に便利です。
このテザリング機能を使って多くの人がやってみたい事といえば、「Wi-Fi環境の無い屋外でもYoutubeを観たい」という事ではないでしょうか。また、「テザリング対応スマートフォンがあれば、自宅用の固定回線はもはや不要では?」とお感じの人もいるでしょう。
しかし、各通信キャリアではテザリングによる通信制限(帯同制限)が設けているため、一定の通信量に達すると自動的に通信制限が行われるようになります。通信量の上限に達してしまうと通信速度が低く設定されてしまうので、通信量を増やさないように工夫することが大切なのです。
Youtubeのような動画をテザリングを介して観る時には、なるべく低画質で再生すると通信量がセーブできます。また、動画閲覧やオンラインゲームの利用頻度の高い方は、テザリングは屋外での補助的な通信手段とみなし、自宅では今まで通り固定回線を使うほうがコスト的に安くつくようです。
それでは、テザリングでもYoutubeを快適に観る設定方法をご紹介しましょう。
※なお、通常のインターネット環境でYouTubeが遅い場合は、こちらの Youtube動画再生の重い・遅いを一瞬で解決する裏技 をご覧ください。
(1) Youtubeで動画ページを開きます。
(2) 動画下部にある「チャンネルの品質」アイコンをクリックします。
(3) より低い画質を選択します。3G回線に適した再生解像度は240pです。
また、Youtubeアカウントにログインすれば、動画再生時に低画質で表示するよう設定しておくこともできます。
その方法はこちらです。
(1') Youtubeにログインします(gmailのアカウントが必要です)。
(2') 右上のアイコン脇にある▼マークをクリックし、メニューを開きます。中段の「設定」をクリックします。
(3') 左のアカウント設定>再生方法をクリックします。
(4') 「接続速度が遅いので今後動画を高画質で再生しない」にチェックを入れ、保存します。
これでOKです。
テザリングでなく自宅の固定回線等で楽しみたい時には、(4)で「常に接続速度とプレーヤー サイズに最適な画質を使用する」を選ぶと元に戻ります。テザリングの通信量が気になっている方は、ぜひお試しくださいね。