2013年5月31日金曜日

遠隔地から実家のパソコントラブルを直す7つのオススメ設定

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今や日本のパソコン普及率は7割を超え、一家に1台になりつつある時代。「パソコンのことは分からんから、お前がやってくれ。」と、家族から実家パソコンの設定を頼まれることも増えてきましたね。

しかし、離れて暮らしていると頻繁に設定しに行くこともできないし、いざ電話で使い方を教えようとしても「ここを開いて……右下のアイコンをクリックして……」とやりとりに時間がかかったり、解決しないこともしばしば。

「実家のパソコンを遠隔操作できれば早いのに!」とか
「両親の世代でも分かりやすいPCの操作方法はないかしら?」

と思うことはありませんか?




今回は、遠隔操作でパソコンを設定する方法などを含め、当ブログ運営者自身がやってみてよかったことを7つにまとめ、遠方に住む両親や家族が喜んだおすすめパソコン設定術をお伝えします。


■帰省まで待たなくてもOK。無料ソフトで実家パソコンをリモート操作!

自宅に居ながらにして、遠方にある実家のパソコンをリモート操作できれば……という願いを叶えるソフトです。インターネットネット越しにあるパソコン画面を遠隔で操作できるんです。

しかも個人利用の場合は、無料で無制限使用可能だなんてうれしいですよね。



1)操作する側(自分)、操作される側(パートナー)の双方のパソコンに、TeamViewerをインストールします。









2)インストール終了後、双方のパソコンでTeamViewerを起動すると右図のような画面が表示されます。









3)パートナー側の画面に表示されたIDを、自分側のTeamViewer画面上の[リモートコンピュータの操作]にある [パートナーID] 欄に入力。[リモートコントロール]選択後、 [パートナー] に接続をクリックします。

その後、パスワードを訊かれるので、パートナー側の「パスワード」を入力します。




4)自分側のデスクトップにパートナー側のデスクトップが表示されます。この状態でパートナー側のパソコンを自由に操作することができます。


★ TeamViewer Tips ★
「固定パスワード設定」と「Windows起動時にTeamViewerも起動設定」

TeamViewerで遠隔操作を始めるには、双方のパソコンでIDパスワードによるログインが必要となります。IDは基本固定なのですが、遠隔地にあるパソコンのTeamViewerパスワードは毎回ランダムで変わります。

ですので、遠隔地にあるパソコンのTeamViewerパスワードを家族から毎回伝えてもらわないと遠隔操作が開始できないことになります。

ただ、家族がパスワードがどこにあるのか分からない可能性もありますので、その対処法として、「固定パスワード設定」と「Windows起動時にTeamViewerも起動」するように設定しておくことをお勧めします。

遠隔操作が必要な時、この設定をしておくと「家族にパソコンを起動してもらうだけ」で手間なくTeamViewer経由で遠隔操作ができるようになります。


1) パートナー側のTeamViewerを起動し、[その他]メニューから「オプション」を選択。









2) [全般]タブの「Windowsと同時にTeamViewerを起動」をチェック。








3) [セキュリティ]タブの固定パスワードにパスワードを入力してOKをクリック。









4)パートナー側のTeamViewerを起動し、操作側のパソコンより3)で登録したパスワードを入力して遠隔操作します。


■ 家族が喜ぶ、パソコン操作が楽になる設定いろいろ

次に、年配者やパソコンに不慣れな人でも操作が楽になる設定をご紹介します。ちょっとした設定変更で、家族に「使いやすくなった!」と喜んでもらいましょう。


1:マウスポインタを大きくして、見やすくする


1)[コントロールパネル]の[プリンタとその他のハードウェア]で「マウス」を選択。(発見できない場合は、コントロールパネル上でマウスと検索)



2)[マウスのプロパティ]から[ポインタ」タブを選び、「Windowsスタンダード(特大のフォント)(システム設定)」を選ぶとマウスポインタが巨大になります。











2:デスクトップにダウンロードフォルダのショートカットを作成

家族から「せっかくネットで画像をダウンロードしたのに、どこに保存されたのか分からない」という声をよく聞きます。そこで、下層におかれたダウンロードフォルダや、親が頻繁に使うフォルダは、ショートカットをデスクトップに作成してあげましょう。

ショートカットの作成方法は、対象フォルダを右クリック→[ショートカットの作成]です。


3:「デフラグ」を自動実行する

ハードディスクの断片化を修復する「デフラグ」は定期的に行うことでパソコンをよい状態に保つことができます。しかし、親の世代はなかなか使おうとしないので、自動的に実行するよう設定しておきましょう。

1)Windows7以降の設定方法は、ローカルディスク部分を「右クリック」し、[プロパティ]を選択










2)[ツール]タブを選び、「最適化」をクリック














3)[ディスクデフラグツール / ドライブの最適化 ]という画面が表示されるので、[スケジュールされた最適化 ]にある「設定の変更」をクリック。







4)実行頻度や対象ディスクを設定します。通常は月1回でよいでしょう。









 4 : デスクトップ画像を家族写真に

ちょっとしたアイディアですが、デスクトップ画像を家族写真にしておくと家族が喜んでくれますよ。そのうち「自分でも写真を変えたいんだが、どうすればいいんだ?」「写真を編集したい」と、パソコンで写真をさわることに興味を持つようにもなります。



5:便利なサイトをブックマークしておく

家族がよく使うサイトや、パソコンの操作で困ったときに参照するサイトなどをあらかじめブックマークしておくと、いちいち探したりURLを打ち込まずにすむので楽です。
たとえば、次のような項目を入れておくとよいですね。

googleなどの検索サイト
Youtube
お住まいの自治体のホームページ
お使いのパソコンやOSのサポートページ
契約プロバイダのサポートページ
広域災害・救急医療情報リンクサイト
シニアのためのデジタル生活塾(セキュリティ情報など)


6:セキュリティソフトを常駐しよう。おすすめは、もちろんESET!

頻繁に発生するウイルスから親のパソコンを守るためには、セキュリティソフトの常駐が必須。ロースペックなパソコンでもサクサク動く、軽さ・強さ・満足度No.1のESETがおすすめです!

遠方に住む家族にも快適・安全・安心なパソコンライフを過ごしてもらいましょう!


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