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2013年7月23日火曜日
マクドナルドで無線LANを利用する方法
誰もが一度は行ったことがあるだろう「マクドナルド」。期間限定や復刻バーガーなどが話題を集めていますが、最近は店舗を“オフィス”代わりに利用しようとする会社員から注目され始めています。
無線LANや電源コンセントを用意することから、店内でメールをチェックしたり会社の資料を作成したりできるようになっているのです。わざわざオフィスに戻らなくても店内で事足りてしまえば便利ですものね。
ではマクドナルドの無線LANサービスはどのように利用すればよいのでしょう。マクドナルドでは一部のユーザーに限り、無料で無線LANに接続できるサービスを展開中です(有料ならば誰でも無線LANを利用できます)。ここではAndroid OSを搭載するスマートフォンを使ってサービスを利用する方法を紹介します。
事前に専用アプリを用意する
マクドナルド店内では、ソフトバンクが提供する「BBモバイルポイント」と呼ぶ無線LANサービスを利用できます。ソフトバンクのスマートフォンを持ってないと使えない?と思うかもしれませんが、そうではありません。専用のアプリをインストールして設定すれば、異なる通信事業者のスマートフォンでもサービスを利用できます。
まずはAndroid用のアプリをインストールします。「Google Play」から「BBモバイルポイント」というアプリを探してインストールします。
アプリをインストールしたら「開く」をタップしてアプリを起動します。
アプリが起動すると、利用することに対する同意を求められます。「同意する」をタップします。
続けてBBモバイルポイントを利用するためのアカウントを作成するか問われます。ここで「登録する」をタップすると、無料LANサービスを有料で使うための申し込み画面へと進みます。「今はしない」をタップすると、無料で利用するための申し込み画面へと進みます。
無料で利用するには、特定のプロバイダに加入していることが条件となります(2013年7月現在、無料で利用可能なプロバイダは以下の通りです)。これらプロバイダからBBモバイルポイントを利用するためのIDやパスワードなどを事前に取得しておきます。
有料の無線LANサービスに申し込む
有料の無線LANサービスを申し込むには、事前にプリペイドを購入しておく必要があります。「登録する」をタップして次の画面へ進みます。
BBモバイルポイントでは、6時間350円のプラント、1週間使い放題で700円となるプランなどを用意しています。これらから好きなプランを選択します。画面を下方にスクロールし、「今すぐ購入」をタップします。
プランを選択し、メールアドレスや支払いに使うクレジットカード情報などを入力します。入力し終えたら「次へ」をタップします。
入力した内容に間違いがないか確認し、問題なければ「購入する」をタップします。
すると、無線LANサービスにアクセスする際に必要なパスワードなどが発行されます。この内容は店舗で使用するのでメモして控えておきましょう(メールアドレス宛に同様の内容が送られてきます。スマートフォンでメールをチェックできるならば、ここでメモしておかなくても結構です)。これで事前の申し込みは完了です。
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店舗で無線LANサービスに接続する
店舗で無線LANに接続する手順を紹介します。「設定」から「無線とネットワーク」を選び、「Wi-Fi」にチェックを入れて有効化します。続けて「Wi-Fi設定」をタップして、アクセス先を探します。
一覧の中に「mobilepoint」というアクセスポイントがあります。これをタップします。
接続するためのパスワードを求められます。事前に発行しておいたパスワードを入力して「接続」をタップします。
「接続されました」というメッセージが表示されたら設定終了です。これで自由に無線LANを利用できます。
まとめ
利用する通信事業者/プロバイダの違いから、無料で利用できるかどうか異なるので注意が必要です。もし無料で利用できるとしても、プロバイダからIDやパスワードを事前に発行しておかなければなりません。3GやLTEといった通信回線を利用すれば店内でも申し込めますが、接続できない場合は事前に申し込みを済ませておかなければなりません。また、全店舗で無線LANサービスを利用できるわけではなく、一部の店舗では利用できません。利用できるかどうか店員に確認しておくとよいでしょう。
頻繁にマクドナルドに立ち寄ってPCやスマートフォンを利用するなら、こうしたサービスを使いこなすのが手です。3GやLTEを用いるよりも高速に接続できるかもしれません。事前に設定しておくのが少々手間ですが、ぜひ活用したいサービスと言えるでしょう。