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2013年8月6日火曜日
最低限これだけはやっておきたいAndroidスマホのウイルス対策
スマートフォンへのウイルス感染による被害が顕在化してきました。
そもそもAndroid OS向けのウイルスが初めて確認されたのは2010年。
ウイルスに感染すると、スマートフォンを遠隔から操作できるようになる、
GPSを使って現在地情報をばらまく、などの特徴を有するものが登場しました。
現在は被害内容が多様化し、勝手に電話を発信する、メールを送信する、
個人情報を外部に漏えいするといったものまで登場するようになっています。
ではこうしたウイルスは、どのように感染するのでしょうか。
主な感染経路を以下に記します。これらを参考にし、少しでも被害を食い止めるよう
注意することが大切です。
Google Play以外のアプリ配信サイト
Android OSを搭載するスマートフォンの場合、アプリをインストールするには「Google Play」を利用するのが一般的です。しかし中には、Google Playを使わずにアプリをインストールできるサイトがあります。こうしたサイトからアプリをインストールする場合は注意が必要です。ウイルスが混入しているアプリが少なくないからです。
ウイルス感染したアプリ
Google Playが配信するアプリだからといって、すべてが安心して利用できるわけではありません。中には巧妙にウイルスを隠し、ごく普通のアプリとして提供しているものがあります。アプリをインストールしたら、知らない間にウイルスに感染していたということが起こりえるのです。巧妙にウイルスを隠蔽し、アプリ経由で感染してしまうケースが増えています。
ウイルスに感染しないための対策
ウイルスに感染しないためには、どのような点に注意すればよいのでしょう。
以下に注意すべき点を記します。
●アプリの配信先に注意する
Google Play以外のアプリ配信サイトを利用しないようにしましょう。もちろんGoogle Playより提供するアプリのすべては安全なわけではありません。しかし外部の配信サイトは信頼性の低いものが多く、感染へのリスクを一気に高めます。最低限のルールとして外部サイトの利用を控えるべきでしょう。
●アプリの許可内容をチェックする
アプリをインストールするとき、通常はネットワークを利用したり、GPSを使って現在地を特定したりする許可を求められます。その中の項目に「料金が発生する」「個人情報を読み込む」などがあったら注意が必要です。怪しい許可を求める内容を含む場合は、インストールせずにキャンセルすべきでしょう。
スマートフォンの設定を見直す
Android OS搭載スマートフォンの場合、外部サイトからアプリをインストールできないように設定することができます。不用意にインストールしてしまわないようにするためにも、設定しておくべきでしょう。手順は以下の通りです。
1 「設定」から「アプリケーション」をタップする
2 「提供不明のアプリ」のチェックを外す
これでGoogle Play以外からアプリをインストールすることができなくなります。
ウイルス対策ソフトをインストールする
スマートフォンにウイルス対策ソフトをインストールし、ウイルス感染を未然に防ぐ、もしくは感染被害を最小限に留められるようにしておきましょう。現在は無料の対策ソフトが多数登場しています。何かしらの対策ソフトをインストールしておくべきでしょう。