2013年8月23日金曜日

YouTubeアカウントを登録すると利用できる機能まとめ:チャンネル

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YouTubeはさまざまな動画を公開している動画共有サイトです。ビデオカメラやスマートデバイスなどで撮影した動画を誰でも簡単に投稿/公開することができます。

大量の動画を公開するYouTubeですが、簡単に動画を探し出す仕組みを備えています。一般的に利用されるのが「キーワード検索」です。これは映像のタイトルなどをもとに該当する動画を探し出す方法です。例えば「猫」というキーワードを入力して検索すれば、猫に関連する動画を一覧で表示できます。





ただし「猫」と「cat」では検索結果は異なります。海外から投稿される映像の多くが、タイトルが英語になっているかと思います。こうした動画群の中から猫に関する映像を探し出すには「猫」というキーワードではなく「cat」というキーワードの方が適切です。

どんなキーワードを入力すれば、該当する映像が探しやすくなるのかは、いろいろなキーワードを思考錯誤しながら試すのが一番。まずは自分の見たい動画に関する適切なキーワードを探し当てることにチャレンジするとよいでしょう。

チャンネルを活用しよう
YouTubeではキーワード検索を使わずとも、見たい映像をまとめてチェックすることが可能です。それを可能にするのは「チャンネル」です。これはYouTubeが備える機能の1つで、簡単に言えば“動画を投稿者別にグループ化したもの”です。

例えばAさんはスポーツが好きで、野球やサッカー、ジョギングなどの様子をよく撮影し、YouTubeに投稿していたとします。投稿後、これら映像を探し出すのは容易ではありません。そこで「チャンネル」の出番です。もし「Aさん」というカテゴリがあらかじめ用意されているなら、それを探し出しさえすれば、Aさんがかつて投稿した映像を労せずチェックできるようになるわけです。

Aさんの場合、スポーツに関する映像を中心に投稿しています。そのためAさんのチャンネルは、スポーツ系動画が充実していることとなります。他の人に置き換えると、Bさんは音楽、Cさんはファッション、Dさんは教育ネタ、Eさんはゴルフといった具合に人によりチャンネルの特性が異なります。

もしスポーツ系の動画を中心に探したいという人がいたら、AさんとEさんのチャンネルを登録しておきさえすれば、簡単にスポーツ系動画を収集/閲覧できるようになります。

このように「チャンネル」は、特定の分野やジャンルの映像を集めるのに適しています。見たい映像を含んだチャンネルを登録しておくことで、キーワード検索などせずとも、簡単に“猫”に関する動画を探し出すことができるのです。なお、動画を対象とせず、チャンネルを対象にキーワード検索することも可能です。

チャンネルを利用するには

チャンネルはYouTubeアカウントで利用できます。ログインすると、これまで自身が登録したチャンネルをチェックできるようになります。新規にチャンネルを追加することも可能です。



チャンネルはYouTube上に大量に公開されています。動画同様、分野やカテゴリ別にチャンネルも公開しているので、特定のジャンルのチャンネルだけまとめて登録、といったことも可能です。

一度登録したチャンネルは、解除できます。登録したものの、実はあまり面白い映像がなかった。チャンネル内の映像をすべて見終えたなどの場合、解除することで無駄なチャンネルの登録を防げます。

チャンネル登録によりオススメ動画を紹介

チャンネルを登録することで副次的な効果が見込めます。YouTubeでは、ユーザーが登録するチャンネルの内容を解析し、そのユーザーが見たいであろうオススメ動画を紹介する機能を備えます。

スポーツ系の動画ばかり集めたチャンネルを多数登録するユーザーには、直近で人気のスポーツ系動画などを紹介してくれます。チャンネル内でない動画であっても、興味のあるものが探しやすくなるのです。



複数チャンネルをまとめよう

便利なチャンネル機能を積極的に活用していくと、つい登録したチャンネル数が増えていってしまいます。これだと、大量のチャンネルの中から観たいものを探し出すのが手間となります。

そこでYouTubeの場合、登録済みのチャンネルをグループ化する機能を備えます。これを「コレクション」と呼びます。

コレクションは同じテーマや分野のチャンネルなどを1つのグループにできます。スポーツ系のチャンネル、アニメのチャンネルなどをコレクションとしてグループ化しておけば、該当するチャンネルが探しやすくなるほか、特定のチャンネル群だけ視聴するといったことも簡単に行えるようになります。コレクション名は自由に変えられ、「スポーツ」や「アニメ」などのテーマ別にチャンネルを振り分けて使うとよいでしょう。



なお、コレクション内の動画を一覧でチェックすることもできます。すでに視聴済み、まだ視聴していないものも判別できるため、見てないものを探して視聴するといったことも容易に行えます。視聴していない動画を集めたチャンネルだけを揃えたコレクションを作ってもよいでしょう。




もちろん、作成したコレクションを削除できます。チャンネルをグループ化せずに、一元的に管理したいといった場合、コレクションを使わずにチャンネルのまま利用するのも結構です。

チャンネルの更新を自動通知

チャンネル内の動画は、投稿者によって次々に更新されていきます。「チャンネル内の映像はすべて見終えた」と思っていたとしても、翌日には最新の動画が公開されている、といったことが起こりえます。

しかしどのチャンネル内に最新動画が投稿されたのかを、1つずつ調べるのは手間。そこでYouTubeでは、チャンネルごとに新着の動画がある場合に通知してくれる機能を備えています。

使い方は簡単です。YouTubeで自分のアカウントにログイン後、画面左側のメニューの中から「登録リストを管理」をクリックします。するとすでに登録済みのチャンネルを一覧で確認できます。

各チャンネルには「新しい動画がアップロードされたときメールで通知を受け取る」というチェックボックスがあります。これにチェックを入れておくと、今後、チャンネル内に新しい動画が公開されたときにはメール経由で把握できるようになります。1つずつチャンネルを巡回し、最新動画がないかどうか確認するといった手間はなくなります。

チャンネルの中には、頻繁に動画を投稿するもの、一度投稿したらしばらく更新しないものなどさまざまあります。これらの中でも頻繁に投稿しているチャンネルについては、こうした機能が有効です。最新の動画をタイミングを逃すことなくチェックできるようになります。

 なお、更新情報を知らせるメールが大量に届くようになった、という場合は、設定を取り消すことができます。チェックボックスのチェックを外しておきさえすれば、更新情報を知らせるメールは届かなくなります。メールの量や更新頻度などに応じて適宜使い分けるとよいでしょう。

最後に
YouTubeのチャンネル機能を知っているものの使ってないという人は少なくないはず。これまでのように非常に便利で役立つ機能を利用できるので、ぜひとも使い倒してみることをオススメします。


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