2013年10月2日水曜日

YouTubeアカウントがなくても利用できる機能の紹介:セーフモード

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YouTubeに投稿される動画は玉石混淆。中には見るに及ばない、子供には見せたくないというものを含んでいるのも事実です。もし子供がYouTubeにアクセスし、必ずしも適切ではない映像を視聴してしまうとなると…。ついそんな心配が頭を過ります。

そこでYouTubeは、暴力シーンや戦争の映像など、生々しい描写を含む“不適切な映像”をフィルタリングする機能を備えます。これを「セーフモード」と呼びます。

セーフモードを利用すれば、子供が誤って暴力シーンを含む映像を見てしまう、といったことを防げます。

ただしフィルタリングできるからといって、すべての不適切な映像を遮断するわけではありません。厳密にすべての不適切映像をフィルタリングするほどの機能ではないことを踏まえておくべきでしょう。



セーフモードを設定する
実際にセーフモードに切り替えてみましょう。設定は非常に簡単です。まずYouTubeにログインし、トップページの一番下にあるメニューにある「セーフモード」をクリックします。


するとさらにその下にメニューが表示されます。「オン」にチェックを入れて「保存」をクリックします。




画面上部に「セーフモードが有効になりました」と表示されれば、設定は完了です。
 
ちなみに画面したの「セーフモード」が「オフ」から「オン」に切り替わります。



セーフモードを試してみよう

セーフモードではどの程度のフィルタリング性能を持っているのでしょう。実際に試してみます。

ここでは「暴力」というキーワードをもとに、関連する動画を検索することにします。まず検索窓に「暴力」と入力して検索を実行します。

すると、関連する動画が一覧で表示されますが、その一覧の上には「セーフモードが有効になっているため、一部の検索結果が除外されています。」というメッセージが現れます。

 

本来なら検索結果に含まれるべき「暴力」の映像が、セーフモードによっていくつか除外されていることが分かります。

ちなみにセーフモードをオフにして「暴力」というキーワードで検索を実行してみたところ、検索結果数は「約24万6000」でした。オンにした場合は「約1万6600」だったので、9割以上の関連動画をフィルタリングしたことになります。



あくまで一例ですが、キーワードがもし英語であれば、関連する動画はさらに多くなり、その分フィルタリングされる動画も増えることになるでしょう。日本語でも相応の結果が得られただけに、非常に有効な機能、と考えてよいのではないでしょうか。

さいごに

YouTubeを問わず、Webサイト上には子供だけではなく大人も含めて、見るのに不適切なものが多数存在します。数多ある動画から良質なものを探り当てるには、こうしたフィルタリング機能は欠かせません。不適切な動画は見たくない、という人はぜひセーフモードを使ってみるとよいでしょう。

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