2013年11月14日木曜日

流出事件だけでこんなに!? 不正アクセスによる個人情報流出事件まとめ 2013年秋

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



企業サイトやサービスに対する不正アクセスによる個人情報流出があとをたちません。当ブログ編集部では、2013年に起こった不正アクセスによる個人情報流出事件をまとめてみました。

企業側からのメール誤送信による流出事故も合わせてしまうと大変な数になりますが、今回は「不正アクセス」が原因となって情報流出してしまった日本国内の事件を一挙にまとめています。ぜひチェックしてみてください。




2月、求人サイトでシステム障害が発生し、サイトに登録した最大444社の企業担当者459人の氏名と企業名、求職者最大1673人の氏名、電話番号、性別、メールアドレス、現在の職業などの情報が外部から閲覧可能な状態となった。


3月、クラウド型データ保存サービス「Evernote」のアカウントが流出したため、全世界で約5000万人のユーザーに対してパスワードリセットを実施。


3月、メガネ販売会社JINSのオンラインショップで不正アクセスが発覚し、顧客のクレジットカード情報1万2036件が流出した可能性があると発表。



4月、海外渡航者などへモバイル通信サービスを提供しているエクスコムグローバル社で、運営サイト「GLOBAL DATA」「Global Cellular」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報が外部流出したことを明らかにした。


5月、阪急阪神百貨店の通販サイト「阪急・阪神オンラインショッピング」に対して不正アクセスがあり、クレジットカード情報も一部含む顧客情報2382件が閲覧可能になったことを明らかにした。


5月、おもちゃやDVDを販売するサイト「ハピネット・オンライン」でなりすましによる不正ログインが発覚、クレジットカード情報も一部含む顧客情報最大9609件が閲覧された可能性があると発表。


6月、ニッセンのオンラインショッピングサイトに11031件の不正アクセスがあり、126アカウントが「なりすまし」によりログインされた。金銭的被害は発生していない。


6月、NTTコミュニケーションズ「OCN」にて、特定のIPアドレスから利用者以外による不正ログインが発生。756件のIDにおいてパスワードが何者かにより実際に変更された。


7月、LINEが運営する「NAVERサービス」の会員情報が不正アクセスにより169万件、外部流出した可能性があることを明らかにした。同社の運営するLINELivedoorへの影響はないと発表。


NTTコミュニケーションズが、OCNのサービス認証で使う「OCN IDサービス」サーバが不正アクセスを受けたと発表。「OCNメール」や「OCNマイページ」などのログインで使用する「OCN IDサービス」のメールアドレスや、暗号化されたパスワードなど、最大約400万件が外部に流出したおそれ。


6月、アウトソーシング事業を展開するコムテックの通販受注システム「MC受注センター」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報含む顧客情報が流出した可能性があることを発表。

●テレコムスクエアでクレカ情報約10万件が流出、270枚が不正利用被害
海外渡航者向け携帯電話レンタル会社のテレコムスクエアの複数サーバが2月と4月の2回に不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む最大9万7438件の情報が流出。すでに270枚のクレジットカードが不正利用された。

アドビに不正アクセス、顧客のアカウント情報が漏洩

アドビシステムズが不正アクセスを受け、顧客アカウントの他、約290万件のクレジットカード情報、「ColdFusion」のソースコードなどが流出した可能性があると発表。

4月から7月にかけて、セブンネットのショッピングサイト「いつもの注文」で不正アクセスがあり、クレジットカード情報など最大15万165件の個人情報が閲覧された可能性があることを明らかにした。

いかがでしたか。
以上は氷山の一角にすぎず、不正アクセスは非常に頻繁におこっています。万が一のことがあっても、トラブルに巻き込まれないようにパスワードの管理などしっかりと自衛することが大切ですね。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページの先頭に戻る