2014年4月1日火曜日

Windows XPサポート終了に伴うあなたのPCのセキュリティリスク

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ついに4月9日、Windows XPのサポートが終了します。

Microsoftの中でも世界的にシェアが高いOSだったため、未だに「新OSに乗り換えてないよ〜」という人もいるかも。

Microsoftがずっと告知しているように、すぐにでも最新のPCに買い換えるのが最善の方法ですが、なんらかの理由で4月9日までに乗り換えられずに、現状のWindows XPを使い続ける必要があるなら、どのような問題がおこるのでしょう?

今回は、Windows XP終了に伴うPCのセキュリティリスクについてまとめてみます。




■セキュリティ更新プログラム等が使えなくなる!

Windows XPのサポートサービスが終了しても、PCでWindows XPを使うことはできます。

しかし、セキュリティ対策上、非常に重要となる「セキュリティ更新プログラム」などの重要なサービスが提供されなくなります。

これらのプログラムは、プログラムのセキュリティ上の問題点(脆弱性)を修正し、ウィルスやスパイウェア(マルウェア)からPCを守るためにあります。

つまりサービスが提供されなくなると脆弱性は修正されず、そのままの状態でPCをネットにつなぐことはセキュリティ上、大変危険な行為といえるのです。



受けられなくなるサービスの内容(マイクロソフト社サイトより)


■セキュリティリスクは約10倍にも!
Microsoftの報告では、「Windows XPがマルウェアに感染するリスクはWindows 7の約10倍」とも伝えています。ウィルス感染はシステム破損やデータ改ざんなどの被害にも繋がり、最悪の場合、個人情報や企業の機密情報流出というケースも考えられます。





■Windows XPユーザーはどうすればよい?
それでは、現在Windows XPを使っているユーザーはどうすればよいのでしょうか?
今お使いのPCにWindows 7 以降のバージョンを入れれば解決するのでは? とお思いの方も多いでしょう。

Microsoftでは「最新PCの買い替え」を推奨しています。

理由としては、Windows XPが発売された2001年と現在では、PCを取り巻く環境が大幅に変化しており、Windows XPでは最新のハード・ソフトウェアを活用することが困難になっているからです。

Windows 7 以降のOSのスペックをフル享受するためには、XP搭載のマシン能力では不十分なため、これを機に本体も買い換えるのが最善の策と言えるでしょう。

とくに複数台のPCを所有する企業や団体にとって、PC本体の買い替えにかかる費用は深刻な問題です。しかし、「社内PCを大量に買い直す予算が無い」と判断してそのまま古いマシンを使い続けると、企業の機密情報漏洩やサイト改ざんなど、セキュリティ上致命的な被害につながる可能性が高まります。

事故発生後の対応にかかる費用と労力を考えると、今のうちに入れ替えを検討するのも得策かもしれません。


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