Internet Explorer、Chromeに次いで利用者の多いブラウザがFirefox。とくにWeb製作者やプログラマーに人気の高いブラウザです。
拡張機能(アドオン)の多さが魅力のFirefoxですが、使い続けていると動作が非常に重くなり、使いづらくなります。
今回は、Firefoxを再インストールすることなく、動作を改善する方法をご紹介します。
■まずは試したい3つの対策
「動きが遅いなあ」と思ったら、まずは次の基本的な3つの対処法を試してみましょう。
<1>Firefoxを再起動
Firefoxを長時間使用するとメモリの使用量が増え、結果、動作が遅くなることがあります。まずはFirefoxを再起動してみましょう。
<2>一時的なデータを消去する
Cookieや履歴など、Firefox内に保存されている一時的なデータを消去することで、簡単に問題が解決する場合もあります。方法は以下の通りです。
1)Firefox画面右上の三本バーメニューをクリックして「履歴」を表示させ、「最近の履歴を消去」を選びます。
2)「すべての履歴を削除」ウィンドウで、「ダウンロード履歴」「cookie」「キャッシュ」をチェックして「今すぐ削除」を選びます。
<3>拡張機能、プラグイン、テーマの無効化
豊富な拡張機能やプラグイン、テーマはFirefoxの目玉でもあるのですが、沢山入れ過ぎると動作が重くなってきます。使っていないものは無効にして、状態を改善させましょう。方法は以下の通りです。
1)Firefox画面右上の三本バーメニューをクリックして「アドオン」を表示させ、「アドオンマネージャ」を開きます。
2)アドオンマネージャのサイドバーにある「拡張機能」「テーマ」「プラグイン」をそれぞれ開き、使っていない機能は「無効化」ボタンを選択します。
■パフォーマンスが改善されたか確認する方法
それでは、パソコンのパフォーマンスが改善されたかどうか確認してみましょう。以下、macの場合です。
1)Firefoxを立ち上げた状態で「アクティビティモニタ」を開き、「メモリ」を選択、Firefoxのメモリ使用状況を確認します。対策前はFirefoxで144.4MBのメモリを使用していました。
2)上記の3つの対策後、再度確認すると91.6MBまで下がったことが分かりました。
いかがでしたか? 非常に簡単で効果的なので、ぜひお試し下さい。
ネット環境を最適化してサクサク・スイスイのネットライフを楽しみましょう。